ヨーロッパ、つれづれなるままに

2014年からヨーロッパのあちらこちらで生活してきた記録です。

一年前は名古屋、今ロンドン

おととい、Facebookの「一年前の今日、あなたはこんな投稿をしました」という機能で、名古屋の夜景を撮った写真がトップ画面に現れた。そっかぁ、名古屋で短期間働いていたのはもう一年前になるんだ…なんてぼんやりと眺めていた。それで去年のツイッターの投稿などを読み返していたら、色々あったのに、ところどころでしか記録を残していないことに後悔。今年はこれからも怒涛の毎日になりそうだし、気づくこともたくさんあると思いブログ上で日記をつけることにした。

で、今日の日記。

ロンドンでの1ヶ月出張も今日で最後、明日はイタリアへ移る。ロンドンのオフィスではイギリス人の保守的なところやフレンドリーなのかフレンドリーじゃないのかわからないところに悩んだりしたけど、最後はちょっとしみじみした。イースター休暇(4月3日から6日)中に風邪をひき、休暇明けも2日も休んでしまい、同僚に「今週でロンドンオフィスに長期で滞在するのは最後です」と正式に言えなかった。まぁ、同僚の日常業務に入り込む必要もなく、ただ仮の席をいただいてそこで自分の仕事をしていただけだからしょうがないんだけど、私のことなど気にも留められるでもなく毎日時が流れて行ったような、そんなちょっと淋しい毎日だった。このオフィスで今回一番仲良くなったのが、カスタマーサービスをやっているシャーリー。彼女はイギリス人の中でも特にズバっとストレートにものを言うし、結構ぐさりと刺さることも平気で言う。でもそれが彼女の愛情表現なんだと最終日に改めて知った。彼女のあたたかい言葉。"You got a management position, and you found job you like, but you have to find love. You're too far from home. Find love." 彼女の言葉に泣きそうになった。

Find love、って簡単に言ってくれるけど私だって見つけたくないわけじゃない。見つけたい!

そんなFind loveについてぼんやりと考えていた時に、ホストのFlorと一緒に見たアメリカのリアル恋愛番組、Bachelorで主人公のBenが言っていた。"I appreciate you all to be open to me. I also try to open. It's important to deepen our relationships." わかってる。でもなかなか他人との壁を取り除くのが苦手でオープンになれない。海外に何度も行って、こっちで働いてるのに、オープンマインドにどうしてもなれない。

自分の意見がないから言えない?自分のやっていることを信じていないから他人に伝えられない?何が私の心をオープンにする邪魔をしているの?他人によく見られたいとかもてたいとか?

そんなもの全部捨てて、シャーリーのように思ったことをズバっと言ってもいいんじゃない。そうだ元彼が言ってたなぁ、"Words don't hurt you"って。

心で思ったことを言える、話せる。基本的なことだけどもっとその能力を高めたい。この日記がその助けにもなりますように。

(ちなみにFlorは"Finding love is difficult, but it is not impossible"と言っていた。格言!)